ピナッツブログ

自作PC、修理、PC初期設定、ゲーミング、メンテ中などの備忘録です。

【結論】パソコン初期設定を初心者が自分でやらない方が良い理由。

Windows11のパソコン初期設定を、初心者が自分でやらない方が良い理由。

突然ですが、皆さんはパソコンの初期設定って自分でやってますか?

BTO(自作パソコン)やパソコン修理を難なくこなす人たちは自分で初期設定をすることが殆どですが、初めてパソコンを買う初心者の人はMicrosoftアカウントとか、ウイルスとかOfficeとか言われても難しそうでよくわかりませんよね。

 

これからのパソコンは全てWindows11に切り替えていくことになりますが、安易に考えていたパソコンの初期設定で、ドハマりしてしまったので初心者にも向けて注意点や設定方法、業者選びのオススメポイントなども紹介したいと思います。

 

Windows10やWindows11の初期設定は難しいのか?

まず、Windows10やWindows11の種類によって初期設定方法が異なる。

Windows11は過去のWindowsOSと大きく仕様が異なっている部分があるため追加で行う初期設定が沢山増えている。

今までWindowsOSに慣れていて、どこをどう触ればいいかわかっている人なら大丈夫だと思うが、初めてのパソコン購入がWindows11という人は間違いなく難しいと思う。

なぜなら、何十台もパソコンを組み立ててきた自分自身がWindows11パソコンの初期設定に失敗してしまったので。。

最後で紹介するが、家電量販店でパソコンを買う人だと初期設定に5万くらいかかると説明を受けられるだろうが、プロの初期設定専門業者に頼んでも1万ちょっとで完璧にやってくれる所もあるで、まだ知らない人は覚えておいて損はないと思う。

 

初期設定はどうやってやるのか?

パソコン設定のやり方を初心者にわかりやすく説明するのは、はっきり言って自分にはムリです。友人にも初期設定を頼まれるがいつも断ります。。

その理由は4つ。

1つ目は同じWindows10やWindows11でもメーカーによって選択する項目や設定方法が違っていて、説明書がついていないということ。(Windows10になってから色々難しくなってるんです。)

2つ目は、1から説明していると、下手すると1日仕事になる。(日給欲しいなんて友人に言えないし、実はプロに依頼しても安い。)

3つ目は、何かあった時に責任をとれない。(データ漏えいやコンピューターウイルスの問題)

4つ目は、PCの困りごとで相談を受けても毎回答えられない。

 

しかし、どの機種でも決まった内容はある。

それは

1、OSの設定

2、Microsoftアカウントの作成

3、Officeの設定

4、ウイルス対策

5、ブラウザの設定

6、リカバリーディスクの作成

この6つはどのパソコンを使う場合も基本全て必要になる。

もちろんこれだけやればOKというわけではない。

 

パソコンの初期設定で失敗したこと。

1つめの失敗

Microsoftアカウントの作成一つとっても私の場合はアカウントの作成に失敗し、Microsoftへ電話をし、リモートでサポートをしてもらい、携帯電話でPINの認証を行い、それでもだめでアカウントを作り直すはめになった。

 

2つめの失敗

更にやっかいなのがOfficeのエラー。

プロダクトキーを入力すればいいと思っていたが、Windows10以降ではインターネットにつなぎ、Microsoftアカウントを作らなければならない。

インターネットという事はウイルスが入ってくる恐れがあるので当然ウイルス対策から行う必要がある。

私が設定した会社のパソコンはNEC富士通東芝の3機種だった。

NECにはウイルスバスター富士通にはマカフィー東芝にはウイルスバスター(未動作)が入っていた。

しかしまだ機能していないので初めに登録してあげる必要があった。

ここまでで約2時間が経過。

 

3つ目の失敗

いよいよOfficeの設定をしようとすると、次はインストールが終わらない。

再びMicrosoftへ問い合わせたが営業時間外でつながらず翌日へ。

これで1日目には初期設定が終わらなかった。

翌日Microsoftへ問い合わせ、サポートを受けて無事完了。

 

4つ目の失敗

そしてリカバリーディスクの作成でまたまた失敗。

リカバリーディスクの事をWindows10以降では回復ドライブともいう。

まず、回復ドライブの作り方が説明書にも書かれていない。

何とかやり方を見つけたが、まずリカバリーディスク作成ツールをインストールするところから始まった。

PCのメーカーは修理でも利益を得るために、自分で修理をさせたくないのだと思った。

 

回復ドライブを作るには、USBメモリ16GBを用意してと書かれている。

USBを買ってきて作り始めたが、なぜか何回やっても失敗する。

そこでUSBメモリNTFS形式でフォーマットし、再度実行するもまたエラー。

3個所有していたがどれも同じ。

なぜか2回目のフォーマットで無事進んだ。

リカバリーディスクは作らなくてもよかったのだが、万が一壊れてしまってからでは二度と自分で直せなくなる。

修理に出しても大きな出費になるのは避けたいので、絶対に作っておきたいところ。

 

最後のウンザリ

最後はWindowsUpdateではまった。

買ったばかりのパソコンというのは工場出荷後から当日までの更新プログラムが溜まっているので最新になるまで更新をする必要がある。

基本はインターネットがつながっていれば自動なのだが、この溜まった更新はすぐに自動で始まらずいつ始まるかわからない。

全部終わるまではパソコンが危険なのでさくっと自分で開始して終わらせたい所であった。

WindowsUpdateを開始して2時間たつ頃無事完了。

と思いきや、再起動してもう一度確認すると次のアップデートが準備完了状態になっていた。

これもすぐ終わるだろうと思っていると、結局終わるのに3時間。

パソコンに詳しい人なら別に普通だろうと思うかもしれないが、Windows10の嫌なところは、自分で何を更新するか選べない所。

Windows7であれば自分で更新をするかしないかを選べていて、時間のかかるものをスキップする事もできていた。

しかしWindows11は更新が終わるまで次の更新が出来ないようになっている。

文句を言っても仕方が無いのでひたすら待った。

その後買ってきたウイルス対策ソフトの切り替えやインターネットの接続など全て終わらせ、

結局全部終わったのは2日目の夜

 

初心者がPC初期設定を自分でやらない方が良い理由。

全部の設定が終わった後にふと思った。

「自分ならまあ出来るけど、初心者の人はムリ!」

パソコンを買うとき、店員に何度も初期設定は自分でしますか?

と質問をされたが、流石に初心者はやってもらう方が安心だと思った。

 

何故なら、しっかりと初期設定が出来ているのかがわからないので不安。

とにかくめんどくさい。

パソコンにつきっきりでも6時間以上と時間がかかりすぎる。

失敗して変になってしまうと困る。

 

家電量販店で提示された初期設定料金は1台3万円弱だったが、時間をお金で買う感覚でもあるので、安いと思う人もいるかもしれないが貧乏の私には高すぎる。

 

しかし、初期設定だけ別で依頼する方法がある

それがこちら

 

1万円少々という破格にも関わらず、やっておいた方がいい設定項目がギッシリ全部つまっていて、わずか3日で返ってくる。

買ったばかりのパソコンを自分で初期設定する手間と失敗のリスクを考えるとかなり安いと思う。

 

最後に、初期設定中に失敗してもリカバリーディスクを作っておけば自分で何度でもやり直せるので、リカバリーディスク(回復ドライブ)は何があっても作っておいた方がいいのだが、上記で紹介したお店ではリカバリーディスクも全部コミコミというのも嬉しいポイントだ。

リカバリーディスクを作っていないと修理に出して2~3万とられる事があるので。

参考になれば!